ケント大学坐禅学レポ!!

1月25日 阿賀野市玉泉寺にて行われました、

「ケント大学坐禅学」

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開催から時間がたってしまいましたが、

やっと写真やレポが届きましたのでご紹介させて頂きます。

以前ご紹介したこちらの記事の実施内容です。

レポートは今回の担当、DAIDOCOアトリエの佐藤千裕です!

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今回は、副住職賢晃さまによる坐禅の後に召し上がっていただく精進料理を担当させていただきました。

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飽食の現代で、食べものを命をいただくという事を受講生の皆様に今一度考えても
らうきっかけになれば・・と願いつつ、
仕込み中も、野菜や種の歴史、先人の知恵や食文化、食べること、生きること、あ
れこれ思いを巡らせ素材と対話しながら丁寧に料理していきました。

新潟の冬真っ只中の路地野菜が少ない中にもかかわらず、無理を言って仕入れさせ
ていただいた野菜達の美しいこと!本当にありがとうございます!!

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農薬や肥料には頼らずに植物が持つ生命力を引き出し、自然と調和した栽培方法で
育った自然栽培の野菜たち。
寒さの中でも一生懸命根や葉を伸ばし雪の下で凍らないように糖分を蓄え、しっか
りとした食感と力強い味わいのたくましい野菜たちです。
農園八兵衛の塩原さんからは、さつまいも、大野紅カブ、寄居カブ、にんじん、里
芋。
みねやま農園の大江さんからは、大根、白菜、塩漬たい菜を。
お米は宮尾農園さんの玄米を胚芽の栄養分は残して7分づきにして召し上がっていた
だきます。

地場で採れた旬の食材と、発酵食品や保存食など、昔から日本人が食べて生きてき
た食文化を大切に。持病のアトピー治療のため入院生活を送った中で学んだ食養の考
えを生かして、身体に負担なく取り入れることで身体の元気を引き出す献立にしまし
た。

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献立は
・柚子釜麹大根
・薩摩芋と黒豆の茶巾
・2色人参の胡桃味噌和え
・里芋蒸しまんじゅう  玉泉寺銀杏入銀あん仕立て
・寄居カブのすり流し 白菜湯葉巻
・根菜きんぴら
・香の物(大根味噌漬け・紅かぶ浅漬け)
・カブ菜とたい菜の菜飯

黒い漆器は玉泉寺で昔使われていたもの。私達が生まれるずっと前から大切に使われ
ていた大変歴史を感じるものを使わせていただきました。

生命力あふれる野菜は皮や葉も全て無駄なくいただきます。
寄居カブの皮は柔らかく煮てすり流し汁に。
大根、人参の皮、出汁を取った昆布もきんぴらに。
カブの葉もたい菜の塩漬と共に細かく刻んで油炒めにして菜飯に。

事前打ち合わせに伺った際に、賢晃さんから玉泉寺境内の大イチョウに実った銀杏
をたくさんいただきまして!なんだかスゴイお寺のパワーと歴史が詰まっていそうな
とてもありがたい銀杏、こちらも大切に使わせていただきました。

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前回の座禅学の際も心を打たれた五観の偈。
仏の道の食への教えは、まさに現代社会が忘れてしまっていることが詰まってい
て、私自身も再度襟を正す思いでした。

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受講した方からは、「食べることをこんなに考えたのは初めてでした」「初の精進
料理でしたがとても美味しかった」など嬉しい感想をたくさん頂戴し、こちらもあら
ためて食について考え伝えることの深さと大切さを感じ学ばせていただました。

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玉泉寺様、ケント大学様、受講生の皆様、素材を仕入れさせていただいた生産者
様、本当にありがとうございました!

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昨年の6月の熊倉に引き続き二回目のこちらの企画ケータリングは、

初めてパティシエ佐藤を料理担当としました。

食育指導士や日常の食生活でも身体を作る事に着目し、

この仕事向き合っている佐藤らしいメニュー構成で、

女性らしい華やかさと野菜の皮や汁など残さず使い切るというロスの無い調理方法は、

ダイドコのフードプロダクトの中で言えば、かき氷のプロジェクトにも似ています。

お野菜の力、食への教え。

日頃私達ダイドコが思い、考え、企画におとし込んでいる内容は、

様々な生活や思想、地域や文化、そして生産地としてのフィールドにつながっています。

今回もまた、気づきやきっかけを頂いて、企画をした私達にとっても

良い経験になりました。

関係者の皆様、ご参加頂きました皆様、

お声がけ、ありがとうございました!

 

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