ゲーム産業は巨大で、全世界1,600億ドル、27億人のゲーマーを抱えている産業です!比較すると、映画産業が420億ドル、NFLが145億ドルです。
アジア太平洋地域は主にモバイルゲームの急成長と成功により、この巨大市場の中でも最も急速に成長している地域です。
では日本はどうなのでしょうか?
それが今回の記事のテーマです。日本のゲーム市場を分析し、その未来についてお話ししていきたいと思います。
日本のゲーム産業
日本は世界で最もスマートフォンユーザーが多い国の1つです(100万人あたり)。7,000万人以上のスマートフォンユーザーを抱えているというのが、近年の日本でモバイルゲームに勢いがある大きな要因です。
ここで重要なのは、日本のモバイルゲームの大半は無料でプレイできるということです。無料であることで大規模なオーディエンスを獲得できますし、より多くの人々がモバイルゲームの世界に流入するのです。
しかし、日本で伸びているのはモバイルゲームだけではありません。コンソールゲームの需要も非常に大きく、ハードウェア企業もソフトウェア企業も毎年のように最高収益額を更新しています。
ゲームの未来
ゲームの未来はすでに到来しているように思えます。VRや5Gといったテクノロジーが成長し、それらを利用するエンドユーザーはどんどん増えています。これらのイノベーションは従来のゲームに比べて高コストなためそれほど普及はしていませんが、今後より安価になっていくにつれて、野火のように普及していくでしょう!
たとえば5Gを使えば、高品質のビデオゲームをクラウドから直接ストリーミングできるようになるため、ゲームにおけるネットフリックスのような存在になっていくでしょう。
VRも、アップル、フェイスブック、グーグルといった超大手企業が投資を行っており、成長を続けています。
COVID19におけるゲーム産業
新型コロナウイルスは大半の産業に打撃を与え、数百万人を失業に追い込んでいます。しかし、ゲーム産業は影響を受けていない数少ない業界の1つです。実際のところ、多くの人が屋内で過ごすことを余儀なくされているなかで、今回のパンデミックはゲーム産業に好影響を与えています。
一部の統計によると、食料品、日用品、ホーム・エンターテインメント以外のすべての分野で日本人の消費は落ちているといいます。これはゲーム産業にとって良いニュースですし、波が続くうちは乗り続けていきたいところでしょう。
日本でゲームをプロモーションする方法
日本のゲーム市場は独特かつ凄まじく競争が激しいので、一筋縄ではいきません。しかし、モバイルゲームはコンソールゲームほど競争が激しくはないため、希望を持てます。
では、日本でゲームを宣伝するにはどうすれば良いのでしょうか?
以下の手順に従うのがオススメです:
- オーディエンスを知る – これはどの市場でも同じで、誰に自分の製品やサービスを売るのか、彼らの好みは何なのかを知らなければなりません。ターゲットとする市場を分析することで、キャンペーンの準備を適切に行うことができます。
- 参入計画 – 市場に参入する戦略を立て、AndroidとiOSのどちらをターゲットにするのか、あるいはその両方なのか、ユーザーに登録のインセンティブを与えるのかといったこと等を決める必要があります。
- 適切なマーケティング経路 – ターゲットとする市場に自分や自分の製品を見つけてもらうために、適切なマーケティング経路選びは不可欠です。
- テスト – キャンペーンの準備ができたら、必ずたくさんのテストを行いましょう!テストをしたらデータをまとめ、分析し、その後のキャンペーンに活かしていきましょう。